単価アップネタ
これまでのメニュー改善の視点とは別に
対策を取れるネタを考えていきます
Contents
料金のネーミング
朝採れた野菜だと新鮮感や美味しそうという感じが伝わります。
美容室のメニューでも同じことが起こり得ないか?
を考えます。
商材名・技術名は伝わりにくい
美容室でいうと商材の名前とか、技術の名前を使ってしまいます。
例:イルミナカラー
商材名は中身の説明などで使用する
効果・効能・工程をメニュー名に入れると伝わりやすい
効果・効能・工程が伝わりやすいネーミングにする
例:形状記憶式パーマ
例:艶髪持続トリートメント
メニューを変えるタイミングで、メニュー名もチェックしてみましょう。
料金の表示順
表示方法
ホームページやチラシの
料金の表示順によってこれだけでも単価が変わってきます。
上から
Q:
松竹梅の場合と
梅竹松の場合どっちが単価が上がるか?
A:
松竹梅
なぜかというと、
一番最初に目にした価格が基準になる
そこにに引っ張られる。
左側話の松竹梅の20,000円が頭に残る。
基準になる。引っ張られる
1万円が先に入ると、そのあとに高いのを見せられると高く感じてしまう。
一番先に紹介しているメニューはなんでしょうか?
チェックしてみてください。
一般的な美容室で多いのが
一番単価の低いカットが上に表示されています。
それが基準になってしまうので
そのあとコースメニューが表示しても高くて気にもされないというケースになります。
なので、一番最初に表示するのは、一番売りたいものであったりちょっとしっかりした高めのサービスをお見せするのが理想になります。
(アンカリング効果)
最初に目に入った情報が基準になる
それを使ってホームページの見せる順番も考慮しましょう。
それによって単価も変わります。
割増料金
割増料金を設定してみましょう
時間外料金
時間外だから、プラス1,000円・2,000円
理由があるのでプラス料金しやすい
営業時間とずれているから
早朝・深夜
時間外労働の原資にも
割増手当を払わないといけないので時間外料金をいただきやすい。
土日料金
混み合う時間の緩和にも
平日を安くするのではなくて、土日混む日を値上げしてしまう。
オーナー指名料金
現場を減らすきっかけにも
思ってるほどオーナーの顧客は減らない
結果、オーナーの時給もアップ
経営を学ぶ、経営者側にシフトすることを踏まえると、この機会に思い切ってオーナー指名料金をいただいていいと思います。
それによってお客さんが減れば、もっと利益を生む経営に時間を使うことができるし、
減らないとしても売り上げが増えていくのでそれはそれで、OKです。
オーナー指名料金は、現場にかなりでている人はすぐにやって欲しい対策です。
ぜひ思い切って3,000円とか試してみるといいと思います。
値上げ
単純に同じメニューなんだけど、そのまま金額を上げてしまう
メニューをセット化したり、言い方変えることで値上げをしなくても単価は上がりますが、
最終的には、値上げをしていくことも視野に入れていく。
値上げに理由はいらない
「サービスの見直しに伴い料金を改定しました」で構いません。理由はいりません。
「なんで?」という人は価値が伝わっていません。
言い方は悪くなるのですが、極論、来なくていいのです。
ディズニーランドが実践しています。
開業当初から、こまめに値上げをしています。
数百円ずつ上がっています。
理由も
「消費税が上がったから」
「サービスの向上に伴います」
そんな感じの理由しか言ってません。
これでいいです。言い訳がましく「仕入れ材料が値上げしたので」など言わずに
堂々と「サービスを見直して、こういう料金になりました」でいいです。
それでお客さんが来ないならサービスの価値が伝わっていません。
随時料金の見直しはしていきましょう。
ディズニーランドの入場料と入場者数
値上げをしてもお客さんが減っていない
売上・利益が増えている
需要があれば値上げは進めるべき
自分の価値・お店の価値・サービスの価値は年々上がっているはずなので、
それに伴い料金が上がっていくのは普通だと割り切っていくといいのかなと思います。
安売り競争から抜け出したい!
という人は、思い切った値上げがいいと思います。
基本的にサービスを改善向上している立場としては、見直していく必要があるので値上げはありです。
10%〜20%の範囲内であれば問題ないと思いますので、上げていくといいと思います。
ブランディング
正直、価値あるサービスを提供しているはず
本来の価値が伝わればそもそも価格は上げられる
本来自分が提供しているサービスはもっと高額であるべきだと、自信を持って提供しているはず。
本来の価値が伝わっていない」という認識を持たなければいけません。
本来の価値が正しく伝わっていれば、そもそもカットで1万円くらい払います。
ブランディングという概念をしっかり理解すると、正しい価値提供。価値を正しく伝えるということができてくると、
「5千円カット安いな」と思われてくる
そうなると、料金改正を自信を持ってやっていけます。
ブランディングという概念を。
これによって、本来の価値を伝えることによって、今提供しているサービスってもっと対価をいただけるという概念を
現状今の時点で理解していければと思います。